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それぞれ国々での言語版カードが販売されている遊戯王シリーズ。

このページでは多言語版シリーズの遍歴をまとめていく。

※当ページは現在工事中につき、本来想定しているリンクが機能していない項目が複数あります。

時間をかけて更新し読者様が「欲しい」「知りたい」情報を網羅できるようにする所存です。

またいつの日か当ページをチェックいただければ幸いでございます。


◆遍歴

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2002年3月8日 Legendary of White Dragon の販売が開始

英語版としてはこのブースターを皮切りに遊戯王TCGとしてのカード販売がスタートする。

英語版が登場するも、日本版に存在するカードプールに追いつくまで相当な時間がかかるため、日本名と同一のパックだとしても収録内容は日本発売の2期ブースター2種を混合しての販売方法となっていた。



以降、一刻も早くカードプールを同一にさせる必要があることから、英語版ではオリジナルのスペシャルエキスパンションパックが多くリリースされる。



オリジナルエクスパンションについての詳細はコチラ



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晴れて、英語版の発売が始まり、日本では2002年5月16日発売の 「新たなる支配者(301)」 より世界統一フォーマットが適用され始める。


2期までのカードフォーマットを改め、イラスト枠が縮小、テキスト欄が拡大、ATK,DFE、のテキストに変更などの変更が施された。

フォーマット比較




プレイヤーから絶大な支持!おやつスリーブシリーズ!





ソウルオブ座

2004年 ソウルオブザデュエリスト が発売される4期以降、カードナンバーに多言語それぞれのアルファベットが記載され始める。
・JP=日本
・KR=韓国 
・EN=ワールドワイド英語 
・SP=スペイン 
・FR=フランス 
・IT=イタリア
・AE=アジア圏(香港・台湾・シンガポール)で販売するために製造された日本製の英語表記カード


エクストラパック
2008年9月13日 エクストラパック が日本国内で販売開始

多言語版先行収録カードが登場していた「ストライクオブネオス」からの海外先行収録カードが一気にまとめて手に入るパックとして人気となった。

実際のところ海外先行収録カードたちは、このパックが登場するまでの間そもそも使用できる日が来るかどうかすら怪しい位置づけの存在であった。


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その後、2013年9月1日の大幅なレギュレーション変更が施行される。

・日本国内大会での多言語版の使用が不可
・日本海外でのリミットレギュレーションの切り離し

が行われた。


ペンデュラム召喚実装によるフィールド変更やや先行ドロー廃止が施行されるなど大幅な変更と同時に行われた。

事実として多言語版カードは

・入手の困難さ
・単純なコレクションの意識

などから需要が一定数存在していたがこの大幅改定により、多言語版カードの株は大暴落となる。

が、のちに有志が開く自主大会(CS)では使用を許可するものが多いことと、近年の20周年記念バブルの影響受けて古参プレイヤー・コレクターの出戻りがおこり、現在、多言語版カードは結果的に日の目を見る形となった。


EXP
2014年9月13日 エクストラパックナイツオブオーダー

このパックでは多言語版先行収録カードとして「ワールドプレミア」という新たな枠を設けてそれらを収録するという仕様に統一された。

韓国版 レガシーオブヴァリアント~クロスオーバーソウルズまで

日本版発売パックにも全80種+10種という形で「日本先行収録カード」が存在する形となったが、だからと言って英語版エクストラパックが発売されるわけではなかった。



プレイヤーから絶大な支持!カルトスリーブ!

◆多言語版カードのそれぞれの特徴

英語版には3つの種類が存在する

・北米版
・EU版
・アジア版

EU版は言葉の通りEU地区で発売される英語版表記のカードを指す

フランス語・イタリア語・スペイン語・ドイツ語・ポルトガル語・英語版がEU版としてそれぞれ存在する。

製品の使用としては北米版よりもEU版の方が

・印刷が綺麗(色が濃い)
・アルティメットレアの堀が深い(北米版はのっぺりとした印象)
・裁断が繊細である

といった特徴がる。

通常のブースターボックスに関してもEU版の方が少々割高であるのが特徴。


ここでのアジア版は前述の「カードナンバーAE=アジア圏で販売するために製造された日本製の英語表記カード。」を指す。

アジア版は日本で生産されたのにも関わらず海外で発売されているため、逆輸入が必要であることと、紙質・光方の違いなどの様々な要素から割高に取引されている。



◆韓国版について

英語版のラインナップをそのまま韓国国内で発売できるよう、ハングル文字でテキストされたカード。

韓国版の詳細についてはコチラ



◆中国版について

2014年1月29日より中国語版が正式に発売される

すなわちそれまでに存在する中国で流通していたと思われる中国語版の遊戯王カードはすべて海賊版(パチモン)製品である。

中国版の詳細についてはコチラ

(黄金包としてリリースされた中国版ゴールドシリーズは日本と同じラインナップであるにも関わらず)


◆アッパーデック社問題

そして英語版問題を唱える際に切っては話せないのが、アッパーデック社による公式カード偽造問題である。

英語版の販売は販売開始から5D's初期までの間、アッパーデック社が行っていた。

同社が引き起こした問題は以下である。

・OCGとTCGにおける裁定違い(テキストが異なる)
・露骨な封入率の操作
・アッパーデック社独自の販売方法
・公式がカードを偽造を行うという前代未聞の事案



・露骨な封入率の操作

様々なダークモンスターを収録し人気となった「ファントムダークネス」

なかでも環境デッキカテゴリを作り上げた「ダークアームドドラゴン」は英語版収録にてシークレットレアまで昇格を果たしたが、カートン1枚レベルという露骨な封入操作が施され、ユーザーの間で問題であった。



・アッパーデック社独自の販売方法

TDGS、CSOC は 同社に対して告知なくTin缶のみでの1stEdtionの販売を実施

従来より希少価値が高いとされる1stEditionをTin缶のみで販売。

通常ブースターボックスはすべてアンリミテッド仕様のものが出回る形となった。



・公式がカードを偽造を行うという前代未聞の事案

カード偽造に関しては下記ページにて詳細が記載されているため気になる方は確認してみてほしい。

アニヲタwiki アッパーデック社 カード偽造問題

簡単にまとめると「コナミ社員がみつけた「本来存在するはずのないカード」を販売会社に通報したところ、アッパーデック社が製造した非公式品であることが発覚する」といったなんとも「現実は小説より奇なり」な事象である。

2005年代のアッパーデック社問題以降、米コナミでの販売に移行となる。



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