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管理人はアカウントアイコンをダムドにしてしまうくらい「ダークアームドドラゴン」というカードがずっと好きで

それもそのはず遊戯王というゲームをトーナメントを意識して臨んだ時に初めてくんだデッキがシンクロ召喚が実装される前の環境における「ダークアームドラゴン」デッキでした。

故に思い入れのある1枚であり、制限復帰をここから望んでいた1枚でもあります。

私の知見上、もっともダムドが猛威を振るっていた猫シンクロダムドについて振り返りたいと思います。

まずは参考レシピからどうぞ
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■サンプルレシピ

【メインデッキ42枚】
【モンスター24枚】
3《ダーク・アームド・ドラゴン》
1《冥府の使者ゴーズ》
2《サイバー・ドラゴン》
3《X-セイバー エアベルン》
1《クリッター》
2《召喚僧サモンプリースト》
3《レスキューキャット》
3《N・ブラック・パンサー》
1《ファントム・オブ・カオス》
2《ライトロード・ハンター ライコウ》
1《デス・コアラ》
2《D.D.クロウ》

【魔法14枚】
2《貪欲な壺》
2《アームズ・ホール》
1《大嵐》
3《大寒波》
1《ハリケーン》
1《サイクロン》
1《死者蘇生》
1《早すぎた埋葬》
1《洗脳-ブレインコントロール》
1《月の書》

【罠4枚】
1《激流葬》
1《死のデッキ破壊ウイルス》
2《奈落の落とし穴》

■サイドデッキ15枚
【モンスター2枚】
2《ライオウ》
【魔法6枚】
2《ツイスター》
2《ライトニング・ボルテックス》
1《抹殺の使徒》
1《スケープ・ゴート》
【罠7枚】
2《邪神の大災害》
2《砂塵の大竜巻》
2《王宮の弾圧》
1《女神の加護》

■エクストラデッキ15枚
【シンクロモンスター12枚】
1《ミスト・ウォーム》
1《レッド・デーモンズ・ドラゴン》
1《メンタルスフィア・デーモン》
1《スターダスト・ドラゴン》
1《X-セイバー ウルベルム》
3《ゴヨウ・ガーディアン》
2《氷結界の龍 ブリューナク》
2《A・O・J カタストル》
【融合モンスター3枚】
2《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》
1《剣闘獣ガイザレス》 


時代はDT1稼働直後 スターダストドラゴンが収録された

ザデュエリストジェネシス発売から少したったくらいの時期です。



ライトロードや剣闘獣と同じ勢いで闇属性で固められた

ダークアームドラゴンデッキが環境を席捲していましたが

猫=レスキューキャット と Xセイバーエアベルンの登場により

猫シンクロデッキが確立されます。

ブリューナク2






また、旧世代より存在していた召喚僧サモンプリーストは

デッキのかなめとなるレスキューキャットを簡単にリクルートでき

デッキスロットを圧迫することなくスムーズに展開を行い

シンクロ召喚へつなげることが可能となったのです。



シンクロ大時代 汎用レベル6シンクロして伝説となった

「ゴヨウガーディアン」

「氷結界の龍ブリューナク」

これらの2体のモンスターを主軸として安定した戦闘を行うことができます。



ダークアームドドラゴンデッキとしては闇属性の比率が少なく

かつ、墓地に依存するデッキタイプでもないのですが

サモンプリーストやキャットをリクルートするクリッター

シンクロ素材になれるブラックパンサー

いつでも手札から墓地にたたきつけて対ライトロードにおいて

けん制札となるDDクロウによりデェエル中盤にてダークアームドラゴンを召喚

最終盤面をシンクロ体+ダムド 事前に 大寒波発動という

ゲームエンド必至の盤面を形成することが容易に可能でした。

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特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる。
(1):自分の墓地から闇属性モンスター1体を除外し、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


ダークアームドラゴンのモンスター効果はカードを破壊する効果

この時代の遊戯王はまだモンスター1体のカードとしての価値が高く

1体破壊されるだけでかなりゲームに影響を与えるようないわば低速環境でした

故に召喚条件が「墓地の闇属性モンスターが3体のみの場合」という

厳しめの条件に設定されていたと考えられます。

ですが、ダムドの魅力を最大限に発揮するデッキが開発されることで

遊戯王界に「ボチヤミサンタイ」という呪文が生まれたことはひとつの伝説といえるでしょう。


ダークアームドドラゴンデッキ最大の脳汁ポイントは

このカードが複数手札にあったとしても、「ボチヤミサンタイ」が満足

できていれば、複数体1度に召喚できてしまうことです。

一気にゲームエンドまで持っていけるパワーは複数枚採用で真価を発揮します。



苦しくも現状、複数体のモンスターがエラッタ処理されてしまっていることから

このデッキを完全再現することができないので現状ゲートボール大会か

身内同士での専用レギュフリー対戦でしかゲームができない状態です。

ただし、一度は環境で猛威振るったデッキであることは確かにわかるほど

仕様していて爽快感のあるデッキですので、試し見てほしいです。




シャドールが登場した時期で再度制限規制されてしまったダムド

ですが2019年10月改訂でいよいよ無制限となりました。

今思えば11年選手。。。本当に息の長いカードですね。

10期環境も中盤に差し掛かり、より強力なカードやデッキが続々

登場していますが、私はいまでもダークアームドラゴンというカード

を好んで使い続けていきたいと思います。