好きなことを強み!なんて考えていたときからぼんやりと思っていました。

カードゲームって新規ユーザーが介入するにはかなりハードルが高いんですよね。

でもやっぱりカードゲーム沼に沈めたい一緒に遊びたいですよね。


では、実際にユーザーが増える仕組みを汲み取り、どのような構図が成立するかを見ていきましょう。
カードゲームは対人戦で初めて成立するものです。

友達や界隈がそのゲームに価値を見出すことで初めて成立します

また、はじめられる環境を「簡単に整えられること」も大事な条件となります。

結果、例としては下記のような条件が必要です。


①Aくん、Bくんともに同じゲームをしていた。
 → 一緒に遊ぶ

②Aくんは2人で遊べるようにゲームを準備していた → Bくんを誘う → 一緒に遊ぶ

③Aくんが遊んでいるゲームにBくんが興味をもった → Bくんが準備をする
 → 一緒に遊ぶ



①がもっとも理想的な流れですが、もっとも再現性が高いのは②ではないでしょうか。


また遊ぶ場所も大事な要素になります。

①Aくんの家

②Bくんの家

③児童館や公園などの自由な施設的スペース

④カードショップ



順番につれてハードルがあがるイメージでしょうか。

小学生がカードショップで戯れている姿は近年では目にするようになりました。




趣味離れ として

カードゲームは子供がたしなむ趣味のカーストレベルではかなり低い位置に存在することが事実です。

なぜなら本質 「カードは紙でしかない」 からです。


また、コロコロコミックなどを代表とする児童書籍でフィーチャーされていたり

売り場が子供向けに特化していたりと、青春時代を生きる若人には

どうしても世間の目が障害となってしまいます。


また、親の存在も大きいですね。

カードゲームを楽しんでいる世帯のほとんどが親の理解を得られていません。

彼らにとってことそ、本質 紙でしかなかったりします。

ここで、価値があることを炊きつけて勝負しようとすると

「誰の金で買ったものだ!」と叱責されるオチが待っています。




高校生や社会人でカードゲームを「続けられている」というのは事実、稀なのです。








■社会人目線での新規介入のための要素


①導入について

②楽しさが伝わるか

③はじめやすいか(ルール的な意味で)

④ようこそカードゲーム沼へ


①導入について

もっともわかりやすいのは「あ!これ知ってる!遊戯王でしょ!」というブランド力に頼ることです。

2018年になり特に遊戯王は20周年を迎えました。

1998年に5歳~8歳であった、現在25歳~28歳にはかなり簡単に訴求しやすいのです。

また昨今話題のポケモンカードも「ポケモン」という共通言語に等しいネームバリューがありますね。



趣味を講じる上でもっとも重要なのは導入部をどうするかです。

もし何もしらない人になにかを最初から説明しなきゃいけない

しかも、もしかしたらそのコンテンツに対して何らかの嫌悪、警戒があるかもしれない場合、どう対応するでしょうか。。

これが仕事ならやってくださいなのですが、
趣味ならば、やみくもに提案するのは避けたほうが懸命です。



導入させるための前提条件は下記と考えます。

①コンテンツを知っていること
(カードゲーム自体を認識している/アニメを知って
いる)

②28歳以下であること

まずはここをクリアしていきましょう。





②楽しさが伝わるか

カードゲームの楽しさは無限にあります。

なんといってもデッキ構築は
自分の持っているカードだけでもいいですし、
存在するすべてのカードを見てもいい

自分が思い描く最善をそのままデッキとして再現させる。

カード1枚1枚に対する想いの違いによってそのデッキは世界に1つのものとなります。


しかし、はじめたばかりの人には夢中になるまでにかけられる時間の優先度がないのです。


まずは、その場ですぐにはじめられる準備をしていきましょう。


少年時代の例である②です。
2人ですぐにゲームができるようにデッキを2つ用意します。

実際にゲームをしてもらうことでシステムを理解してもらいましょう。








③はじめやすいか(ルール的な意味で)

そして最大にて最後の壁 ルールティーチングです。

あなたは自分の意思でこのゲームを始めたと思います。

つまり、誰かに教えるためにこのゲームを始めたわけではありません。

その場合、自分はわかるけど相手にはうまく伝わらない。。。そんな事象にぶつかることでしょう。

そんなときは、スマホゲームのチュートリアルを思い出してください。



左下のアイコンをタップしてね!

右下のアイコンをタップしてね!

中央のアイコンを引っ張って話してね!

おぉ!すごい!敵にダメージを与えたよ!



そして、この戦いには絶対にプレイヤーを勝利します。


いまからあなたはゲームナビゲーターです。Bくんを褒めちぎり勝利させます。



最初にかってもらうことの意義には ゲームシステムを理解する

つまり どうやったら勝利をするか をプレイヤーに認識してもらうことが重要です。

それだけでもわかれば、あとは自分の意思でいろんなことを考えることができます。


より一般的な手法で相手にダメージを与える方法を伝授していきましょう。







いかがでしょうか。

もし、前述の「興味のない人」を取り込みたい場合は

まず、そのコンテンツに対する前向きなイメージを説くことが重要と考えています。

①みんな知っているよと伝える → 日本人の気質である右に習えを逆手に取る

②楽しそうにする → プレイで負けた後に不貞腐れたりすると逆効果です。

③お金になるよ宣言する → お金に目がない人にはかなり効果的な誘い文句になります。

④スマートであることを意識する → ごった返したカードをみると大体の人が大変そうだなぁと思います。片付けましょう。

かなり賛否両論記事ですが、これを機にアクションにつなげられたら幸いと思います。